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ポジティブ過ぎて本当のあなたが見えない

「ポジティブ過ぎて、本当のあなたが見えない」

こんにちは。亀井弘喜です。

東京に向かう飛行機の中でこれを書いています。

今日から3日間、メンターのアラン・コーエンさんのライフコーチングトレーニングプログラムを受講してきます。

隣の席では、気の良い鹿児島の中年ご夫婦がCAさんに気を使って、重たい荷物を持たせないようにし、CAさんはそれを柔らかく対応し結局自分で細い腕で重たい荷物を持っています。

人間の優しさ、美しさを機内でも感じつつ東京へ向かいます。

リトリートの案内シリーズは今日はお休みしますね。週明け月曜日には募集スタートできるかと思います。早くも「飛行機をすでに取りました!」というような嬉しい感想もいただいています。

楽しみにしてくださっている方、もう少しお待ちくださいね。

□■□―――――――――――――
“真実の世界はいつも優しい”
人生にスピリチュアルを取り入れるとなぜ結果が出るのか?
〜ビジネス・スピリチュアルの教科書〜

◉今日のテーマ:
「ポジティブ過ぎて、本当のあなたが見えない」
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僕自身の体験談です。
独立する1〜2年前のこと。

自由に生きる起業家や個人事業主たちと友達になり、その友人たちから勧められた本を片っ端から読みあさり、勧められたセミナーにとにかく行ってみる、ということを繰り返していたことがありました。

すると人生の成功者たちにはある共通項がある、ということに気づきました。

・悪口を言わない
・悪い言葉を使わない
・いつも前向き
・いつも笑顔
・いつもポジティブ

◆◇◆◇

素直な僕は、成功者たちの習慣を真似ました。悪口を言わず、愚痴や弱音を吐かず、いつも前向きに笑顔で頑張りました。

当時のFacebookでは僕は読んで感銘を受けた本の言葉やセミナー講師が言ってたポジティブな言葉を毎日つぶやいていました。

その偏ったポジティブな投稿にいいね!はたくさんつき、僕自身も何だか成功者になったようで毎日充実していました。

◆◇◆◇

そんなある日、僕の目を覚ましてくれるかのように言われた言葉がありました。

それが「本当のあなたが見えない」という言葉でした。

あるセミナーでのこと。

自分のこれからの人生やビジョンを熱っぽく語る数分間。

聞いてくれていたのはチームメンバーの5〜6人。僕自身、半分涙を流しながらの熱弁だったのですが「心に響いた」というメンバーは6人中1人しかいなかったのです。

そして返ってきた辛辣なフィードバックの言葉の一つ。

「話してることはきれいでまとまってるんだけど、本当の亀井さんが見えない感じがしました。」

◆◇◆◇

当時の僕は、言わばポジティブ病でした。

正確に表現するならポジティブであることを自分に律し続けた結果、ネガティブな感情を抑圧し、他人から見たら「本当のことが見えない人」になってしまったわけです。

ポジティブな仮面をかぶった僕はそのフィードバックに対しても作り笑顔と共感を述べ、そして心の奥底になんとも言えない嫌な感情を抱いたことを覚えています。

◆◇◆◇

ときを同じくしてFacebookで偉人や成功者の言葉を並べ立てていた僕の投稿に対して、ある友人に言われました。

「俺はかめちゃんの言葉が聞きたいな。」

前述のセミナーのときと同様、困惑した感情に蓋をして、「ありがとう!」とポジティブに返した僕。

でも翌日も、変わらず本の素敵な言葉を引用して投稿し続けたのです。

◆◇◆◇

そんな僕が、ポジティブな仮面を脱ぎ捨てたのは、鹿児島への移住&起業を控えた2012年3月のことでした。

僕は東京の友人たちに向けて講演会を自主開催したのです。

タイトルは、「僕が鹿児島に移住する本当の理由」でした。

とくに何を話すかも決めずに企画&告知したこの講演会。

予定していた2時間を大幅に超え3時間近く話をしていました。

そのとき集まってくれた40名を超える仲間たちにはポジティブな僕ではなくて、本当の僕を知って欲しいと思って、言葉に詰まりながらも、淡々と僕の人生を話しました。

ポジティブな脚色もせず、ありのままの僕の人生を話したのです。

講演会が終わると、僕は魂が抜け落ちたかのように、エネルギーがなくなり、その場に立ち尽くしました。

そして一言、「以上です。終わります。」と告げました。

参加者たちは、一瞬静かな間があった後、盛大な拍手をしてくれました。

みんな座ってはいましたが、まるで劇場の舞台やスポーツの試合でスタンディングオベーションを受けたかのような拍手喝采でした。

◆◇◆◇

僕はあれ以来、本当の自分を表現するようになりました。

もちろん今でもポジティブに寄ったりネガティブに寄ったりするし、そうであることすら否定しなくなりました。

「ありのままの自分を出したら嫌われるかもしれない。」

ずっとそんな風に生きてきたのですが、真実は逆だったのです。

ありのままの自分を出したら愛されたのです。

世界はどこまでも優しい。

世界はありのままのあなたが表現されることをいつでも優しく待ち受けてくれているのです。

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最後まで読んでくださってありがとうございました。

このメルマガが少しでもあなたの人生のお役に立てたら嬉しく思います。

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

亀井弘喜

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