こういう人はソウルメイトと出会えない

今日は軽い話題というか、最近読んで面白かった本のご紹介です。

人生をつくり変える「宇宙の原理」 全く新しいパートナーシップの捉え方 
加藤 由迦 

友人の紹介で読んだのですが、サクッと読めて、思わずうなずいてしまうところが多い本でした。

以下、若干ネタバレになりますのでご注意ください。（P40 チェックリストより）

＜ソウルメイトスペースチェックリスト＞
□ 過去のパートナーが忘れられない

□ 近くに恋愛まではいかないが、お気に入りの人がいる

□ 仲良しすぎる友人がいる or 家族がいる

□ パートナーの理想像を簡単に挙げることができる

□ 恋愛に恐怖がある

□ もう恋愛に失敗したくないと強く思う

□ 特定の芸能人、アイドル、映画スターなどの熱烈ファンである

□ 友達とよく遊んでいる

□ 趣味・仕事に没頭している

□ ペットにぞっこんである

このチェックリストに当てはまる数が多ければ多いほどソウルメイトがやってくるスペースが満席（ソウルメイトと出会えない）というのです。

これはパートナーシップに限らずいろんなことに当てはまることだと感じました。

断捨離がブームなのもきっと多くの人が潜在的に何かを成し遂げるためには心理的・物理的なスペースが必要だということを感じているからかもしれません。

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僕の視点で上記のチェックリストを「起業・独立」にあてはめるとこんな感じになります。

□ 過去の仕事、立場、実績が忘れられない 

□ 近くに顧客まではいかないが、ファンの人がいる 

□ 仲良しすぎる顧客がいる or ビジネスパートナーがいる 

□ 顧客の理想像を簡単に挙げることができる 

□ 営業に恐怖がある、お金をもらうことに恐怖がある 

□ もうビジネスに失敗したくないと強く思う

□ 特定の起業家、経営者などの熱烈ファンである

起業当初の僕はこんな感じでした。

□ 過去の仕事、立場、実績が忘れられない
→サラリーマン時代の実績をいつも提げていました。

□ 近くに顧客まではいかないが、ファンの人がいる
→サービス購入はしてくれないけど、「かめちゃんに会いたい」と言ってくれる人がたくさんいました。

□ 仲良しすぎる顧客がいる or ビジネスパートナーがいる
→お客さんのほとんどは仲良しグループの延長でした。講座生とも一緒に遊びにいったりして境界線はありませんでした。

□ 顧客の理想像を簡単に挙げることができる
→就活生、ということに絞り過ぎていて、視野が狭くなっていました。

□ 営業に恐怖がある、お金をもらうことに恐怖がある
→断られることが怖くて、しっかりと商品提案できませんでした。買いたいと言ってくれる人にも請求を後回しにしたりしていました。

□ もうビジネスに失敗したくないと強く思う
→ここだけは、当初からあまり気にしていませんでした（笑）

□ 特定の起業家、経営者などの熱烈ファンである
→起業家や経営者に憧れている人が多数いました。実際にはビジネス規模が違い過ぎてあまり参考になりませんでした。

今の僕はこんな感じです。

□ 過去の仕事、立場、実績が忘れられない
→サラリーマン時代の実績を忘れた（笑）

□ 近くに顧客まではいかないが、ファンの人がいる
→今は基本的にサービスを購入してくれる人が周囲にたくさんいます。

□ 仲良しすぎる顧客がいる or ビジネスパートナーがいる
→お客さんのほとんどはサービス提供上の関わりになっています。講座生とも一緒に遊びにいったりすることは控えるようになり、明確に境界線を引けるようになりました。（ちょっと寂しさもありますけど　笑）

□ 顧客の理想像を簡単に挙げることができる
→顧客は多種多様過ぎて、簡単には理想像など上げられなくなりました。

□ 営業に恐怖がある、お金をもらうことに恐怖がある
→断られることが気にならなくなり、興味がある人にはしっかりと商品説明をするようになりました。買ってくれた人には、すぐに請求をするようになりました。

□ もうビジネスに失敗したくないと強く思う
→ここだけは、当初からあまり気にしていませんでした（笑）

□ 特定の起業家、経営者などの熱烈ファンである
→憧れている起業家や経営者はいなくなりました。ビジネスやあり方をモデリングしている師匠は複数います。

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もちろん上記の解釈は僕の主観なのでこれが正しいというわけではないのですが「傾向」というのは出てくるのではないかと思います。

もしあなたがいつか起業を考えているのであれば僕がはまってしまったパターンにはまることなくスムーズに立ち上がっていただきたいなと思ってシェアしました。