どうにもならないことがあっていい

こんにちは。
亀井弘喜です。

３月に入りましたが
いかがお過ごしでしょうか？

僕はきっと人生で
何回あるかないかというような
大きな変容を迎えています。

どんな変容なのかは
ひとしきり終わった後
メルマガでもシェアしていきますね。

変容の最中というのは
「じっとしておくしかない」
ということがあります。

例えば

母親が赤ちゃんを産むとき、
大きな変容が母親にも赤ちゃんにも
生じますが、

こういうとき人間に
「できる」ことというのは
本当に少なくて

「じっとしておくしかない」

のです。

別な表現をすれば

「それが起きるのを
　ただ見守るしかない」

ということです。

今日はこのことについて
久しぶりに動画なしで
文章で書いてみますね。

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“真実の世界はいつも優しい”

人生にスピリチュアルを取り入れると
なぜ結果が出るのか？

〜ビジネス・スピリチュアルの教科書〜

◉今日のテーマ：
「どうにもならないこと」

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どうにもならないこと。

そう聞いて
あなたは何を思い浮かべるでしょうか？

僕は２つの場面を
思い浮かべます。

１つは
2010年6月30日。

母親が59歳で
亡くなったときのこと。

もう１つは
2011年３月11日。

父親が60歳で、
ひとりで仙台で被災したこと。

２つの出来事とも
僕は、

「何とかしたかった」
のです。

母が亡くなるときには
ありとあらゆる治療法や
治癒のストーリーをかき集め、

大量の書籍とともに
お見舞いにいきました。

父が被災したときには、
東京から仙台に向かう
新幹線が止まっていたため

本気で
歩いて仙台まで
行こうとしました。

「何とかしたかった」
からです。

■□■

あれから
５〜６年が経ち、

今の僕に
少しわかったことが
あります。

それは、

「何とかしたくても」
「どうにもならないことがある」

ということです。

親が死にゆくとき、
子どもにどうすることも
できません。

そして親が被災したとき、
子どもにどうすることも
できませんでした。

その絶望的なまでの
「どうにもならなさ」に
打ちのめされた僕は

当時も２度の
大きな変容を迎えたのでした。

■□■

「どうにもならないもの」

にはいくつかの
特徴があります。

それは、
「自分以外のところで
　何かが起きている」

というものです。

人間は自分の感情には
責任が取れます。

他人の感情には
届かないのです。

自分の人生には
責任が取れます。

他人の人生には、
届かないのです。

人が生まれるときも、
他人には「どうすることもできず」

人が死ぬときも、
他人には「どうすることもできない。」

■□■

５年前、２つの出来事による
どうにもならなさに
打ちのめされた僕は
縁あって、ヨガと出会いました。

ヨガの世界では
人生で初めて

「どうにかしようとしない」

というコンセプトを
教わりました。

人生で起きていることとは
あらかじめ決められた
カルマ（ストーリー）であり、

その肉体に宿っている
魂がそのストーリーを
体験するために起きている。

そんな世界の捉えかたを
聞いたとき、

「そんな説明で納得できるか！」

と抵抗する僕とともに、
心の底からホッとする自分の
安心した声も聞こえたのです。

「やっぱり世界は
　優しい場所だったのか。」

「こんなことが起きても、
　優しい場所だと言っていいんだ。」

そんな風に許可を出せた僕は
この地球のルールでいうと
３８歳と言われる年になりました。

本当に３８年間も生きてきたのか
どうか、未だに確信が持てないけれど

「どうにもならないことがある」

ということを
ただ受け入れられるように
なったというだけでも、

人間として生きてきて
本当によかったなって
思えるのです。

成長してるぞ、
自分。

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このメルマガが
少しでもあなたの人生の
お役に立てたら嬉しく思います。

今日も素晴らしい一日を
お過ごしください。

亀井弘喜

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