映画に銃を向けたインディアン
※9月20日(水)執筆の記事です。
こんにちは。亀井弘喜です。
那須塩原のホテルから書いています。
ライフコーチマスター講座の2日目の朝を迎えています。
昨日は那須に着くなり晴天で、教会風のイタリアンレストランで参加者とともに美味しいランチを食べて
ホテルに着いてその気の良さに感動し、講座ではそれぞれがたくさんのことに気づき、とにかく充実した1日でした。
今日は今から2日目の講座です。
今日も僕自身もとても楽しみにしています。
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“真実の世界はいつも優しい”
ビジネスとスピリチュアルを両立するための心理学講座
「映画に銃を向けたインディアン」
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昨日のコーチングのレッスンの中で「投影」というコンセプトを扱いました。
投影に関しては、アランがいつもするエピソード話があります。
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映画が登場してまもない頃のアメリカ西部の町で先住民インディアンが初めて映画を見ました。
そのインディアンはピストルを持っていました。
映画の中で、敵役の登場人物が、主人公に向かってピストルを向けて、撃とうとしていました。
そのインディアンは思わず、自分のピストルを抜いて、スクリーンの敵役に向かってピストルを撃ちました。
当然のことながら、その銃弾はスクリーンを突き破り、後ろの壁に刺さりました。
映画で上映されている映像の敵役は相変わらずこちらを撃とうとしていました。
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この話は僕たちが日常的にしている「投影」という概念の比喩です。
撃つ必要の全くない相手に、勝手に恐怖を感じて自らのピストルを引き抜き恐怖を感じさせる相手を撃ってしまうのです。
出会う人や起きる出来事が、自分を攻撃してくると思えば、いつもピストルを準備して生きなければなりません。
不安を抱えながら生きたり、将来の心配ばかりしながら生きるというのはこの状態になっている典型例でしょう。
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コーチングのレッスンでは、このことをどう応用するのか?
最も役に立つのは、セッション中、コーチがクライアントに自分の人生体験や価値観を投影しないようにする、という場面です。
例えばあるクライアントは不倫をしていて悩んでいたとします。
コーチは自分の配偶者に不倫をされていてそれに怒っていたとします。
不倫のことをクライアントから相談されたとき、コーチは中立な立場で話を聞くことができるか?
というのが、投影を超えるレッスンなのです。
投影しながらのコーチングセッションは役に立たないことが多く、それどころか揉め事や不快な思いすらしてしまうことがあるでしょう。
すべての価値判断を脇に置いて、ただ相手の人生に寄り添い、承認し、新しい視点をともに探していく。
それがアラン流のホリスティック・ライフコーチングなのです。
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最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
亀井弘喜
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