「相手を攻撃すれば自分が弱る、相手を許せば自分は強くなる」
※10月30日(月)執筆の記事です。
こんにちは。亀井弘喜です。
快晴の鹿児島の朝です。
今日は空気が冷たくて澄んでいるように感じました。
ここ数日、台風もあったりしてなぜか自分の中のエネルギーが少し下がっていました。
エネルギーが下がった状態でメルマガを書くと、なんとなーくメルマガもエネルギーが下がりそうだったので内側に篭ってヨガを毎日していました。
昨日の昼間くらいに、「パンっ」と晴れたような感じがありました。
それは奇しくも台風が通り過ぎるのと同じタイミングでした。
2つイベントのご案内です。
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“真実の世界はいつも優しい”
ビジネスとスピリチュアルを両立するための心理学講座
「相手を攻撃すれば自分が弱る、相手を許せば自分は強くなる」
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毎日届くアランのコーチングプログラムのメルマガ。
そして毎日実践しているコースインミラクルズ。
偶然だったのですが、2つとも今日のテーマは「許し」についてでした。
アランのメルマガから抜粋します。
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ベルナール神父の元にイエスと話をすることが出来る
という女性が彼の住む街にいるという噂が届きました。
歳を取り悲観的になっていた神父は
この女性が嘘をついていると思い
正体を暴こうと目論みました。
そこで彼は、その女性マリアの元を訪れ、
彼女に尋ねました。
「イエスと話が出来るというのは本当かね?」
「本当です。」と彼女は答えました。
「では、イエスに私からの質問を聞いて欲しいんだが。」
「もちろんです。」
「次にイエスと話すとき、」
ベルナール神父はお願いしました。
「私が神学校にいるときに犯した罪は何だったかを聞いてくれないだろうか。」
神父は自己満足の微笑を浮かべ、この偽者を追い詰めたと確信しました。
「承知しました」
マリアは答えました。
「その質問をイエスに尋ねましょう。
来週、ここに戻ってきてください。
答えをお伝えします。」
一週間後、エルナール神父はマリアの元へ戻りました。
「イエスと話は出来たのかね?」
「はい、確かに。」
「それで私が神学校で犯した罪について尋ねたかい?」
「はい神父様、尋ねました。」
「彼は何と?」
「彼は私に言いました。”忘れた”と。」
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本当に許すというのは、多くの人々にとって大変困難なことで
それは許すことの本当の意味を私たちが理解していないからである、
と「コースインミラクル」は説いています。
私たちが教えられた「許す」という行為は、
誰かが私たちにしたひどいことを見逃したり、
大目に見たり、裁かずに解放したりすることを指します。
しかし、私たちが被害者意識を持ったまま許したり、許すことによる恩恵を感じたりするのは難しい、いや不可能に近いことではないでしょうか。
アメリカの古いことわざにあります。
“手斧は地中に埋めたが、どこに埋めたかはしっかり覚えている”
本当の許しは私たちがそこから得た経験を再構築し、
自分はある人またはある状況の被害者ではないということを認識することができたときのみその効果が生じます。
つまり、私たちが自分の身に起こった不幸は、事実としては起こっていないということです。
それは事実というより私たちの解釈の仕方だったのです。
私たちは自分の人生に責任を持ち、
誰しも私たちの許可なしに私たちを傷つけることは出来ないことを認識したとき自由になります。
また、すべての出来事の裏側に祝福を見つけることが出来たら、私たちはさらに自由を得ることが出来ます。
そのとき、私たちの敵は自由への旅の協力者となるのです。
「コースインミラクル」は更に提唱します。
そして私たちはその人が「しなかった」ことを許すことができるのだと。
(転載ここまで)
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いかがだったでしょうか。
「つまり、私たちが自分の身に起こった不幸は、事実としては起こっていないということです。
それは事実というより私たちの解釈の仕方だったのです。」
この一文はまさに僕が行なっている活動すべてを一言で集約したものといってもいいでしょう。
そのことに気づくまで僕たちは「事実」を何とかしようとします。
でもそれよりも、「解釈」の方を動かした方がよっぽど簡単で楽しいのです。
◇◇◇
コースインミラクルズでは次のように表現されていました。
「誰かを攻撃すれば、自分が弱ります。
誰かを許せば自分に強さが宿ります。
あなたの本来の機能は許すことであり、
あなたの本来宿しているのは強さなのです。」
◇◇◇
僕も人間ですから、ときに誰かを攻撃したくなります。
でもそんなときいつも思い出すのがこの「許し」というコンセプトなのです。
許しを練習しすぎて最近では短期記憶がほとんどなくなってきました。
センターピースの受講者たちからはネタにされるくらい、
数日前に言ったことを覚えていないのです。
この覚えていない、というのはある意味で最強なのではないかと思います。
だって、僕は自分のことも忘れるけど他人の言動も忘れるからです。
過去のことを恨む、という概念ごと消えさりました。
過去を恨むのではなく、
未来を憂いるのでもなく、
今を愛すること。
そこから人生は変わり始めるのです。
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最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
亀井弘喜
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